しかしまあ、毎日いろんな情報が耳に入ってくる中で本当に自分の人生に必要な物事かどうかを瞬間的に判断するのはなかなか難しいでござる。 

   厄介なのがワイドショーをみている時間も迷惑メールを削除している時間も間違い電話の対応をしている時間も全て人生の一コマだということ。
   もし人生が迷惑メールを削除する時間だけで終わると考えたらおっそろしい。

   逆に自発的にやってみたいこと、心の奥底にある倫理的にGOODで夢みたいな事なんかに時間を費やせたらなかなか面白い。
   出来たらステージも客席も人種も職業も関係なく、みんながみんなスポットライトに当たれたらすがすがしい。
   産まれたての赤ちゃんのように遠慮なく、倫理に反する事もなく、素直にオギャーっとみんなが主人公になれたらなんか微笑ましい。

   スポットライトを奪い合うのではなく一人ひとりがスポットライトに当たる瞬間を楽しみに待つ。

   そーんな空間をみんなで楽しんでみたいなぁ。

ドラム 高橋 克弥